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IInkOverlay::get_AutoRedraw メソッド (msinkaut.h)

ウィンドウが無効になったときにインク コレクターがインクを再描画するかどうかを指定する値を取得または設定します。

このプロパティは読み取り/書き込み可能です。

構文

HRESULT get_AutoRedraw(
  VARIANT_BOOL *AutoRedraw
);

パラメーター

AutoRedraw

戻り値

なし

解説

TRUE の場合、ウィンドウが無効になったときにインク コレクターによってインクが再描画されます。 たとえば、ウィンドウを最小化して復元すると、インクが自動的に再描画されます。 FALSE の場合、ウィンドウが無効になった場合、インク コレクターはインクを再描画しません。 たとえば、ウィンドウを最小化して復元すると、画面からインクが消えます。

AutoRedrawFALSE の場合、DynamicRendering プロパティが false でない限り、インク処理中にインクが表示されます。

アプリケーションがカスタム レンダリングを実行している場合、またはアプリケーションが問題の描画に敏感な場合は、再描画を自分で処理し、InkCollector オブジェクト、InkOverlay オブジェクト、または InkPicture コントロールの AutoRedraw プロパティを FALSE に設定できます。 次の表のイベントを使用して、再描画を処理します。

オブジェクトまたはコントロール イベント
InkCollector オブジェクト 基になるコントロールの Invalidated イベントと Paint イベント。
InkOverlay オブジェクト 基になるコントロールの Invalidated イベントと Paint イベント。
InkPicture コントロール InkPicture コントロールは、Invalidated イベントと Paint イベントを継承します。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows XP Tablet PC Edition [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー サポートなし
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー msinkaut.h
Library InkObj.dll

関連項目

Draw メソッド

DynamicRendering プロパティ

IInkOverlay

InkDisp クラス

InkOverlay クラス