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RIORESULT 構造体 (mswsockdef.h)

RIORESULT 構造体には、Winsock 登録済み I/O 拡張機能で使用される要求完了結果を示すために使用されるデータが含まれています。

構文

typedef struct _RIORESULT {
  LONG      Status;
  ULONG     BytesTransferred;
  ULONGLONG SocketContext;
  ULONGLONG RequestContext;
} RIORESULT, *PRIORESULT;

メンバー

Status

Winsock 登録済み I/O 要求の完了状態。

BytesTransferred

I/O 要求で送受信されたバイト数。

SocketContext

RIOCreateRequestQueue 関数の呼び出しで指定されたアプリケーション指定のコンテキスト。

RequestContext

RIOReceive、RIOReceiveExRIOSend、および RIOSendEx 関数に対する登録された I/O 要求で指定されたアプリケーション提供のコンテキスト。

注釈

RIORESULT 構造体は、Winsock 登録済み I/O 拡張機能による要求の完了を示すために使用されるデータ形式を定義します。 アプリケーションは、 RIORESULT 構造体の配列を割り当て、 RIORESULT 構造体の配列を要素数と共に RIODequeueCompletion 関数に渡すことによって、完了指示を要求します。 アプリケーションは、RIODequeueCompletion 関数を呼び出す前に、RIORESULT 構造体要素の初期化を実行する必要はありません。

RIORESULT 構造体の SocketContext メンバーをアプリケーションで使用して、RIO_CQ オブジェクト、または Winsock によって登録された I/O 要求が発行された関連アプリケーション オブジェクトを識別できます。 RIORESULT 構造体の RequestContext メンバーも同様に使用して、完了した特定の Winsock 登録済み I/O 要求を識別できます。

RIORESULT 構造体は、Mswsockdef.h ヘッダー ファイルに自動的に含まれる Mswsockdef.h ヘッダー ファイルで定義されます。 Mswsockdef.h ヘッダー ファイルを直接使用しないでください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 8 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 [デスクトップ アプリのみ]
Header mswsockdef.h (Mswsock.h を含む)

こちらもご覧ください

RIOCreateRequestQueue

RIODequeueCompletion

RIOReceive

RIOReceiveEx

RIOSend

RIOSendEx