INetDiagHelper::GetAttributes メソッド (ndhelper.h)

GetAttributes メソッドは、ヘルパー クラス拡張機能が診断した問題に関する追加情報を取得します。

構文

HRESULT GetAttributes(
  [out] ULONG            *pcelt,
  [out] HELPER_ATTRIBUTE **pprgAttributes
);

パラメーター

[out] pcelt

HELPER_ATTRIBUTE配列内の要素の数へのポインター。

[out] pprgAttributes

HELPER_ATTRIBUTE構造体の配列へのポインター。

戻り値

リターン コード 説明
S_OK
操作が成功しました。
E_OUTOFMEMORY
この操作を完了するのに十分なメモリがありません。
E_INVALIDARG
1 つ以上のパラメーターが正しく指定されていません。
E_NOTIMPL
この省略可能なメソッドは実装されていません。
E_ACCESSDENIED
呼び出し元には、診断または修復操作を実行するための十分な特権がありません。
E_ABORT
診断または修復操作が取り消されました。
 

ヘルパー クラス拡張機能は、関数で発生したエラーに固有の HRESULTS を返す場合があります。

注釈

ヘルパー クラス拡張機能をビルドする場合、このメソッドは必要ありません。

診断と修復の処理中に、ヘルパー クラスは必要に応じて、NDF の診断処理を改善する属性を NDF に返す場合があります。 NDF に返すことができる定義済みの属性は次のとおりです。

期間 説明
werperameter (種類: AT_UINT32) 診断が失敗した場合、追加のヘルパー クラス固有のWindows エラー報告 (WER) バケット パラメーターの省略可能な属性。
werfile (種類: AT_STRING) ヘルパー クラス固有のファイルを Windows エラー報告 (WER) レポートに追加するための省略可能な属性。
rootcauseid (型: AT_GUID) ヘルパー クラスでは、多くの場合、一度に複数の問題を診断できます。 拡張機能が型AT_GUIDの HelperAttribute を返し、pszName パラメーターを rootcauseid に設定し、Guid フィールドを GUID に設定して、発生した特定の問題を識別すると、NDF で発生した問題の分析を改善できます。 これらの GUID は、ヘルパー拡張機能によって定義されるカスタムです。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー ndhelper.h

こちらもご覧ください

INetDiagHelper