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ILockBytes::SetSize メソッド (objidl.h)

SetSize メソッドは、バイト配列のサイズを変更します。

構文

HRESULT SetSize(
  [in] ULARGE_INTEGER cb
);

パラメーター

[in] cb

バイト配列の新しいサイズをバイト数として指定します。

戻り値

このメソッドは、これらの値のいずれかを返すことができます。

リターン コード 説明
S_OK バイト配列のサイズが正常に変更されました。
STG_E_ACCESSDENIED 呼び出し元には、バイト配列にアクセスするためのアクセス許可がありません。
STG_E_MEDIUMFULL バイト配列のサイズは、ストレージ デバイスに残っている領域がないため変更されません。

注釈

ILockBytes::SetSize はバイト配列のサイズを変更します。 cb パラメーターが現在のバイト配列より大きい場合、シーク ポインターが現在のストリームの終わりを超える場合、ILockBytes::WriteAt と同様に、間にスペースを未定義の値のバイトで埋めることで、バイト配列が指定されたサイズまで拡張されます。

cb パラメーターが現在のバイト配列より小さい場合、バイト配列は指定されたサイズに切り捨てられます。

呼び出し元へのメモ

呼び出し元は、オペレーティング システムまたはネットワークでのキャッシュ バッファリングのため、適切なタイミングで返されるSTG_E_MEDIUMFULLに依存できません。 ただし、一部の ILockBytes 実装でサポートされる可能性があるため、呼び出し元はこのリターン コードを処理できる必要があります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー objidl.h
Library Uuid.lib
[DLL] Ole32.dll

こちらもご覧ください

ILockBytes - File-Based 実装

ILockBytes - グローバル メモリ実装

ILockBytes::ReadAt

ILockBytes::WriteAt