IDirectWriterLock インターフェイス (objidl.h)

IDirectWriterLock インターフェイスを使用すると、1 つのライターは、複数のリーダーによる同時アクセスを許可しながら、直接モードで開かれたルート ストレージ オブジェクトへの排他的な書き込みアクセスを取得できます。 このシングルライターのマルチリーダー モードでは、リーダー用にストレージのスナップショット コピーを作成するオーバーヘッドは必要ありません。

継承

IDirectWriterLock インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IDirectWriterLock には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IDirectWriterLock インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IDirectWriterLock::HaveWriteAccess

HaveWriteAccess メソッドは、書き込みロックが行われたかどうかを示します。
IDirectWriterLock::ReleaseWriteAccess

ReleaseWriteAccess メソッドは、以前に取得した書き込みロックを解放します。
IDirectWriterLock::WaitForWriteAccess

WaitForWriteAccess メソッドは、ストレージ オブジェクトへの排他的な書き込みアクセスを取得します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー objidl.h

こちらもご覧ください

IStorage

StgCreateDocfile