ISynchronize::Reset メソッド (objidlbase.h)

同期オブジェクトを非署名状態に設定します。

構文

HRESULT Reset();

戻り値

このメソッドは、メソッドが正常に完了したことを示すS_OKを返します。

注釈

標準イベント オブジェクト (CLSID_StdEvent) に実装されている ISynchronize::Wait メソッドは、同期オブジェクトがシグナル 通知されると、 Reset を自動的に呼び出します。

手動リセット イベント オブジェクト (CLSID_ManualResetEvent) での ISynchronize::Wait の実装では、 Reset は自動的に呼び出されません。 通常、サーバー オブジェクトは、クライアントが同期オブジェクトが通知されたことを検出した後に呼び出すメソッドから Reset を呼び出します。

一般に、 Reset を呼び出すのはサーバーの責任です。 ただし、クライアントが署名されていない状態の同期オブジェクトで始める必要がある場合は、クライアントは Reset を呼び出す必要があります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー objidlbase.h (ObjIdl.h を含む)

こちらもご覧ください

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