IEnumConnections::Next メソッド (ocidl.h)

列挙シーケンス内の指定した数の項目を取得します。

構文

HRESULT Next(
  [in]  ULONG         cConnections,
  [out] LPCONNECTDATA rgcd,
  [out] ULONG         *pcFetched
);

パラメーター

[in] cConnections

取得する項目の数。 シーケンスに残っている要求された項目数より少ない場合、このメソッドは残りの要素を取得します。

[out] rgcd

列挙された項目の配列。

列挙子はメモリの割り当てを担当し、呼び出し元はそれを解放する責任があります。 celt が 1 より大きい場合、呼び出し元は、解放するポインターの数を知るために、pceltFetched に渡される NULL 以外のポインターも渡す必要があります。

[out] pcFetched

取得された項目の数。 このパラメーターは、常に要求された項目の数以下です。

戻り値

メソッドが要求された項目の数を取得する場合、戻り値はS_OK。 それ以外の場合は、S_FALSE。

注釈

このメソッドが正常に返された後、呼び出し元は、配列内の各要素に対して Release (CONNECTDATApUnk メンバーを参照) を呼び出す役割を担います。 cConnections が 1 より大きい場合、呼び出し元は、解放する必要があるポインターの数を取得するために、null 以外のポインターを lpcFetched に渡す必要もあります。

E_NOTIMPLは戻り値として使用できません。 エラー値が返された場合、配列内のエントリは終了時に有効でないため、リリースは必要ありません。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー ocidl.h (ObjIdl.h を含む)

こちらもご覧ください

CONNECTDATA

IEnumConnections