IAccPropServices::SetPropValue メソッド (oleacc.h)

注釈を付けるアクセス可能な要素を識別し、注釈を付けるプロパティを指定し、そのプロパティに新しい値を指定するには、 SetPropValue を使用します。

サーバー開発者は、注釈を付けるアクセス可能な要素の HWND を認識している場合は、次のいずれかの方法を使用できます。

構文

HRESULT SetPropValue(
  [in] const BYTE *pIDString,
  [in] DWORD      dwIDStringLen,
  [in] MSAAPROPID idProp,
  [in] VARIANT    var
);

パラメーター

[in] pIDString

型: const BYTE*

注釈付けの対象となる、アクセスできる要素を識別します。

[in] dwIDStringLen

型: DWORD

pIDString パラメーターによって識別される文字列の長さを指定します。

[in] idProp

種類: MSAAPROPID

注釈を付ける、アクセスできる要素のプロパティを指定します。

[in] var

型: VARIANT

プロパティの新しい値を指定します。

戻り値

型: HRESULT

成功した場合は、S_OK を返します。

idProp がサポートされているプロパティでない場合、var がそのプロパティでサポートされている型でない場合、または ID 文字列が無効な場合は、E_INVALIDARGを返します。

メモリ不足などの例外的なエラー状態で他のエラー コードを返す場合があります。

注釈

サポートされているプロパティとその想定される型の一覧については、サポート セクションを参照してください。 現在、一部のプロパティはコールバックが使用されている場合にのみサポートされており、このメソッドを使用して直接指定することはできません。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP (デスクトップ アプリのみ)
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー oleacc.h (最初に OleAcc.h を含める Initguid.h を含めます。
[DLL] Oleacc.dll
再頒布可能パッケージ SP6 以降および Windows 98 を使用した Windows NT 4.0 のアクティブなアクセシビリティ 2.0 RDK