OLERENDER 列挙 (oleidl.h)
新しく作成されたオブジェクトに対して要求されるキャッシュの種類を示します。
構文
typedef enum tagOLERENDER {
OLERENDER_NONE = 0,
OLERENDER_DRAW = 1,
OLERENDER_FORMAT = 2,
OLERENDER_ASIS = 3
} OLERENDER;
定数
OLERENDER_NONE 値: 0 クライアントは、 オブジェクト内のローカルにキャッシュされた描画またはデータ取得機能を要求していません。 renderopts パラメーターにこの値が指定されている場合、呼び出しの pFormatEtc パラメーターは無視されます。 |
OLERENDER_DRAW 値: 1 クライアントは、IViewObject::D raw を使用して、画面上のオブジェクトのコンテンツ (NULL ターゲット デバイス) を描画します。 オブジェクト自体は、キャッシュする必要があるデータ形式を決定します。 この render オプションを使用すると、pFormatEtc の ptd メンバーと dwAspect メンバーのみが重要になります。これは、オブジェクトがパラメーター値に応じてキャッシュする方法が異なる場合があるためです。 ただし、 ここでは pFormatEtcを有効に NULL にすることができます。その場合、オブジェクトはディスプレイ ターゲット デバイスとDVASPECT_CONTENTの側面を想定します。 |
OLERENDER_FORMAT 値: 2 クライアントは、 IDataObject::GetData を使用してオブジェクトから 1 つの形式をプルします。 キャッシュされるデータの形式は pFormatEtc で渡されます。この場合は NULL ではない可能性があります。 |
OLERENDER_ASIS 値: 3 クライアントは、 オブジェクト内のローカルにキャッシュされた描画またはデータ取得機能を要求していません。 このオプションでは、pFormatEtc は無視されます。 この値とOLERENDER_FORMAT値の違いは、 OleCreateFromData や OleCreateLinkFromData などの関数で重要です。 |
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
Header | oleidl.h |