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IPersistSerializedPropStorage::SetFlags メソッド (propsys.h)

プロパティ ストア オブジェクトを読み取り専用状態と読み取り/書き込み状態の間で切り替えます。

構文

HRESULT SetFlags(
  [in] PERSIST_SPROPSTORE_FLAGS flags
);

パラメーター

[in] flags

種類: PERSIST_SPROPSTORE_FLAGS

flags パラメーターは、プロパティ ストレージの動作のオプションを設定するために、次のいずれかの値を受け取ります。

FPSPS_DEFAULT (0x00000000)

Windows 7 以降。 プロパティ ストア オブジェクトは読み取り/書き込みです。

FPSPS_READONLY (0x00000001)

プロパティ ストア オブジェクトは読み取り専用です。

FPSPS_TREAT_NEW_VALUES_AS_DIRTY (0x00000002)

Windows 8で導入されましたIPropertyStore::SetValue メソッドを使用してプロパティ ストアに追加された新しいプロパティ値により、IPersistStream::IsDirty メソッドはS_OKを返します。 このフラグが設定されていない場合、プロパティ ストアに新しいプロパティ値を追加しても、 IPersistStream::IsDirty によって返される値には影響しません。

戻り値

種類: HRESULT

このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。

注釈

読み取り/書き込みが既定の設定です。 IPersistSerializedPropStorage::SetFlags は、プロパティ ストアの読み取り専用および読み取り/書き込み状態を切り替えるために、いつでも呼び出すことができます。

Windows 7 より前のバージョンの Windows では、呼び出し元はリテラルのゼロ値を flags パラメーターに直接割り当てて、読み取り/書き込み状態を設定できます。 Windows 7 以降では、代わりに FPSPS_DEFAULT フラグ値を使用する必要があります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー propsys.h