Provider::D eleteInstance(constCInstance&,long) メソッド (provider.h)
[Provider クラスは WMI プロバイダー フレームワークの一部であり、現在最終的な状態と見なされています。これらのライブラリに影響を与える、セキュリティ関連以外の問題に対しては、それ以上の開発、機能強化、または更新プログラムは利用できません。 すべての新規開発には、MI API を使用する必要があります。]
DeleteInstance メソッドは、インスタンスを削除するために WMI によって呼び出されます。
構文
HRESULT DeleteInstance(
[ref] const CInstance & newInstance,
long lFlags
);
パラメーター
[ref] newInstance
削除するインスタンス。
lFlags
削除操作に関する情報を含むフラグのビットマスク。 これは、 IWbemServices::D eleteInstance 関数でクライアントによって指定された値です。
次のフラグは、WMI によって処理 (および除外) されます。
- WBEM_FLAG_RETURN_IMMEDIATELY
戻り値
このメソッドの既定のフレームワーク プロバイダー実装では、 呼 び出し元の関数にWBEM_E_PROVIDER_NOT_CAPABLEが返されます。 IWbemServices::D eleteInstance 関数には、最も一般的な戻り値が一覧表示されますが、任意の COM リターン コードを返すことができます。
注釈
クライアントがクラス に 対して IWbemServices::D eleteInstance を呼び出すと、WMI は DeleteInstance を呼び出します。 そのため、フレームワーク プロバイダーがインスタンスの削除をサポートしている場合 は、DeleteInstance を実装する必要があります。 次の一覧では、 DeleteInstance の一般的な実装について説明します。
- CInstance::GetCHString などの CInstance の Get メソッドのいずれかを使用してキー プロパティを読み取って、クライアントが要求したインスタンスを決定します。
- インスタンスを削除します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | provider.h (FwCommon.h を含む) |
Library | FrameDyn.lib |
[DLL] | FrameDynOS.dll;FrameDyn.dll |