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PRESOURCE_TYPE_CONTROL_ROUTINE コールバック関数 (resapi.h)

リソースの種類に適用される操作を実行します。 PRESOURCE_TYPE_CONTROL_ROUTINE型は、この関数へのポインターを定義します。

構文

PRESOURCE_TYPE_CONTROL_ROUTINE PresourceTypeControlRoutine;

DWORD PresourceTypeControlRoutine(
  [in]  LPCWSTR ResourceTypeName,
  [in]  DWORD ControlCode,
  [in]  PVOID InBuffer,
  [in]  DWORD InBufferSize,
  [out] PVOID OutBuffer,
  [in]  DWORD OutBufferSize,
  [out] LPDWORD BytesReturned
)
{...}

パラメーター

[in] ResourceTypeName

操作の影響を受けるリソースの種類。

[in] ControlCode

実行する操作を表す制御コードControlCode パラメーターの有効な値の一覧については、「リソースの種類の制御コード」を参照してください。

[in] InBuffer

操作で使用されるデータを含むバッファーへのポインター。 操作にデータが必要ない場合は、InBufferNULL を指定できます。

[in] InBufferSize

InBuffer が指すバッファーのサイズ (バイト単位)。

[out] OutBuffer

操作の結果として得られるデータを含むバッファーへのポインター。 操作がデータを返さない場合、OutBufferNULL にすることができます

[in] OutBufferSize

OutBuffer が指す使用可能な領域のサイズ (バイト単位)。

[out] BytesReturned

OutBuffer によって指されるバッファー内の、実際にデータを含むバイト数。

戻り値

操作が成功した場合、関数は ERROR_SUCCESSを返します。

操作が失敗した場合、関数は システム エラー コードを返します。 考えられるエラー コードを次に示します。

リターン コード 説明
ERROR_INVALID_FUNCTION
リソース DLL は、 リソース モニター に対して、DLL によって提供される処理 (存在する場合) に加えて 、ControlCode の既定の処理 (存在する場合) を実行するよう要求しました。

解説

一部のコントロール コードは リソース DLL で処理する必要があり、他のコードはリソース モニターに残す必要があります。 ResourceTypeControl エントリ ポイント関数の効果的な実装方法については、「ResourceTypeControl の実装」を参照してください。

「リソース DLL の例」を参照してください。

要件

   
サポートされている最小のクライアント サポートなし
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 Enterprise、Windows Server 2008 Datacenter
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー resapi.h

関連項目

リソース DLL Entry-Point 関数