rpcasync.h ヘッダー

このヘッダーは、リモート プロシージャ コール (RPC) によって使用されます。 詳細については、次を参照してください。

• リモート プロシージャ コール (RPC)

rpcasync.h には、次のプログラミング インターフェイスが含まれています。

関数

I_RpcExceptionFilter 例外が致命的か致命的でないかを判断します
RpcAsyncAbortCall サーバーは RpcAsyncAbortCall を呼び出して非同期呼び出しを中止します。
RpcAsyncCancelCall クライアントは RpcAsyncCancelCall 関数を呼び出して非同期呼び出しを取り消します。
RpcAsyncCompleteCall クライアントとサーバーは RpcAsyncCompleteCall 関数を呼び出して、非同期リモート プロシージャ 呼び出しを完了します。
RpcAsyncGetCallHandle RpcAsyncGetCallHandle マクロは、非同期リモート プロシージャ 呼び出しでバインド ハンドルを返します。
RpcAsyncGetCallStatus クライアントは RpcAsyncGetCallStatus 関数を呼び出して、非同期リモート呼び出しの現在の状態を判断します。
RpcAsyncInitializeHandle クライアントは RpcAsyncInitializeHandle 関数を呼び出して、非同期呼び出しに使用するRPC_ASYNC_STATE構造体を初期化します。
RpcAsyncRegisterInfo RpcAsyncRegisterInfo 関数は廃止されました。
RpcBindingBind RpcBindingBind 関数は、RPC サーバーに連絡し、それにバインドします。
RpcBindingUnbind RpcBindingBind によって以前にバインドされたバインド ハンドルをバインド解除します。
RpcErrorAddRecord RpcErrorAddRecord 関数は、拡張エラー情報レコードのチェーンに拡張エラー情報を追加します。
RpcErrorClearInformation RpcErrorClearInformation 関数は、現在のスレッドのすべての拡張エラー情報をクリアします。
RpcErrorEndEnumeration RpcErrorEndEnumeration 関数は、拡張エラー情報の列挙を終了し、列挙に対して RPC によって割り当てられたすべてのリソースを解放します。
RpcErrorGetNextRecord RpcErrorGetNextRecord 関数は、列挙ハンドルの次の拡張エラー情報レコードを取得します。
RpcErrorGetNumberOfRecords RpcErrorGetNumberOfRecords 関数は、拡張エラー情報のレコード数を返します。
RpcErrorLoadErrorInfo RpcErrorLoadErrorInfo 関数は、RpcErrorSaveErrorInfo の呼び出しによって取得された BLOB を拡張エラー情報に変換します。
RpcErrorResetEnumeration RpcErrorResetEnumeration 関数は、インプロセス列挙の列挙カーソルをリセットし、RpcErrorGetNextRecord への後続の呼び出しが最初の拡張エラー情報レコードを取得するようにプロセスをリセットします。
RpcErrorSaveErrorInfo RpcErrorSaveErrorInfo 関数は、列挙ハンドルのすべてのエラー情報を BLOB として返します。
RpcErrorStartEnumeration RpcErrorStartEnumeration 関数は、拡張エラー情報の列挙を開始します。
RpcFreeAuthorizationContext RpcFreeAuthorizationContext 関数は、RpcGetAuthorizationContextForClient 関数の以前の呼び出しによって取得された Authz コンテキストを解放します。
RpcGetAuthorizationContextForClient RpcGetAuthorizationContextForClient 関数は、高パフォーマンス認証のために Authz 関数と共に使用できる RPC クライアントの Authz コンテキストを返します。 ncalrpc および ncacn_* プロトコル シーケンスでのみサポートされます。
RpcServerInqCallAttributesA RpcServerInqCallAttributes 関数は、クライアント セキュリティ コンテキスト属性を取得する RPC サーバー呼び出しです。 (ANSI)
RpcServerInqCallAttributesW RpcServerInqCallAttributes 関数は、クライアント セキュリティ コンテキスト属性を取得する RPC サーバー呼び出しです。 (Unicode)
RpcServerSubscribeForNotification RPC 通知用にサーバーをサブスクライブします。
RpcServerUnsubscribeForNotification RPC 通知からサーバーの登録を解除します。
RpcSsContextLockExclusive RpcSsContextLockExclusive 関数を使用すると、アプリケーションは排他モードでコンテキスト ハンドルの使用を開始できます。
RpcSsContextLockShared RpcSsContextLockShared 関数を使用すると、アプリケーションで共有モードでコンテキスト ハンドルの使用を開始できます。

コールバック関数

RPCNOTIFICATION_ROUTINE RPCNOTIFICATION_ROUTINE関数は、非同期 RPC を利用するプログラムに、非同期イベントへの応答をカスタマイズする機能を提供します。

構造

RPC_ASYNC_NOTIFICATION_INFO 非同期リモート プロシージャ 呼び出しの通知情報が含まれます。 この通知情報は、I/O 完了ポート (IOC)、Windows 非同期プロシージャ 呼び出し (APC)、Windows メッセージング、および Windows イベント通知用に構成できます。
RPC_ASYNC_STATE RPC_ASYNC_STATE構造体は、非同期リモート プロシージャ 呼び出しの状態を保持します。 RPC_ASYNC_STATEは、非同期呼び出しの待機、クエリ、応答、または取り消しに使用される、この構造体へのハンドルです。
RPC_CALL_ATTRIBUTES_V1_A RPC_CALL_ATTRIBUTES_V1構造体は、RpcServerInqCallAttributes 関数にパラメーターを提供します。 Windows XP および Windows Server 2003 オペレーティング システムの ANSI および UNICODE バージョンで実装されます。 (ANSI)
RPC_CALL_ATTRIBUTES_V1_W RPC_CALL_ATTRIBUTES_V1構造体は、RpcServerInqCallAttributes 関数にパラメーターを提供します。 Windows XP および Windows Server 2003 オペレーティング システムの ANSI および UNICODE バージョンで実装されます。 (Unicode)
RPC_CALL_ATTRIBUTES_V2_A RPC_CALL_ATTRIBUTES_V2構造体は、RpcServerInqCallAttributes 関数にパラメーターを提供します。 バージョン 2 では、ローカル アドレスとクライアント プロセス ID のサポートを指定します。 (ANSI)
RPC_CALL_ATTRIBUTES_V2_W RPC_CALL_ATTRIBUTES_V2構造体は、RpcServerInqCallAttributes 関数にパラメーターを提供します。 バージョン 2 では、ローカル アドレスとクライアント プロセス ID のサポートを指定します。 (Unicode)
RPC_CALL_LOCAL_ADDRESS_V1 呼び出しが行われたローカル アドレスに関する情報が含まれます。
RPC_EE_INFO_PARAM RPC_EE_INFO_PARAM構造体は、拡張エラー情報を格納するために使用されます。
RPC_ERROR_ENUM_HANDLE RPC_ERROR_ENUM_HANDLE構造体は、拡張エラー情報を処理するために RpcError* 関数によって使用される列挙ハンドルを提供します。
RPC_EXTENDED_ERROR_INFO RPC_EXTENDED_ERROR_INFO構造体は、拡張エラー情報を格納するために使用されます。

列挙

RPC_ASYNC_EVENT RPC_ASYNC_EVENT列挙型は、RPC アプリケーションが受け取ることができる非同期通知イベントを表します。
RPC_NOTIFICATION_TYPES RPC_NOTIFICATION_TYPES列挙型には、クライアント プログラムが使用する非同期通知のメソッドを指定する値が含まれています。
RPC_NOTIFICATIONS RPC_NOTIFICATIONS列挙は、サーバーが RPC から受信できる通知を指定します。
RpcCallClientLocality 使用可能な RPC クライアントのロケールのセットを指定します。
RpcCallType RPC 呼び出しの種類のセットを指定します。
RpcLocalAddressFormat RPC でサポートされるローカル IP アドレス形式を指定します。