RpcMgmtInqComTimeout 関数 (rpcdce.h)

RpcMgmtInqComTimeout 関数は、バインド ハンドル内の binding-communications タイムアウト値を返します。

構文

RPC_STATUS RpcMgmtInqComTimeout(
  RPC_BINDING_HANDLE Binding,
  unsigned int       *Timeout
);

パラメーター

Binding

バインドを指定します。

Timeout

Binding パラメーターからタイムアウト値へのポインターを返します。

戻り値

説明
RPC_S_OK
呼び出しは成功しました。
RPC_S_INVALID_BINDING
バインド ハンドルが無効でした。
RPC_S_WRONG_KIND_OF_BINDING
これは、操作の間違った種類のバインドでした。
 
メモ 有効なエラー コードの一覧については、「 RPC 戻り値」を参照してください。
 

解説

クライアント アプリケーションは RpcMgmtInqComTimeout を呼び出して、サーバー バインド ハンドルのタイムアウト値を表示します。 タイムアウト値は、サーバーからの応答を待ってからあきらめるために費やす必要がある相対的な時間を指定します。 タイムアウト値のテーブルについては、「 バインディング タイムアウト定数」を参照してください。 COM タイムアウトの動作方法と、それを使用するタイミングの詳細については、「 RPC とネットワーク」を参照してください。

また、クライアントは RpcMgmtSetComTimeout を呼び出してタイムアウト値を変更します。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー rpcdce.h (Rpc.h を含む)
Library Rpcrt4.lib
[DLL] Rpcrt4.dll

関連項目

バインディング タイムアウト定数

RpcMgmtInqStats

RpcMgmtSetComTimeout