NdrClientCall2 関数 (rpcndr.h)

NdrClientCall2 関数は、/Oicf モード スタブのクライアント側エントリ ポイントです。

構文

CLIENT_CALL_RETURN RPC_VAR_ENTRY NdrClientCall2(
  [in] PMIDL_STUB_DESC pStubDescriptor,
  [in] PFORMAT_STRING  pFormat,
       ...             
);

パラメーター

[in] pStubDescriptor

リモート インターフェイスの説明に関する情報を含む MIDL によって生成された MIDL_STUB_DESC 構造体へのポインター。

[in] pFormat

メソッドとパラメーターを記述する MIDL で生成されたプロシージャ書式指定文字列へのポインター。

...

クライアント側の呼び出し履歴へのポインター。

戻り値

リモート呼び出しの戻り値。 戻り値の最大サイズは、システムのレジスタ サイズと同じです。 戻り値のサイズがレジスタ サイズより大きい場合、MIDL は /Os モード スタブに切り替わります。

メソッド定義によっては、ネットワークまたはサーバーの障害が発生した場合に、この関数によって例外がスローされる可能性があります。

解説

NdrClientCall2 関数は、すべての /Oicf モードのクライアント側スタブで使用されます。 NdrClientCall2 関数は、すべての [in] データをリモート サーバーに送信し、応答パケットの受信時に [out] 値をクライアント側アプリケーションに返します。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー rpcndr.h (Rpc.h を含む)
Library Rpcrt4.lib
[DLL] Rpcrt4.dll