次の方法で共有


RpcNsBindingSelect 関数 (rpcnsi.h)

RpcNsBindingSelect 関数は、互換性のあるバインド ハンドルの一覧からバインド ハンドルを返します。

メモ この関数は、Windows Vista 以降のオペレーティング システムではサポートされていません。
 

構文

RPC_STATUS RpcNsBindingSelect(
  RPC_BINDING_VECTOR *BindingVec,
  RPC_BINDING_HANDLE *Binding
);

パラメーター

BindingVec

バインド ハンドルの選択元となるクライアント互換サーバー バインド ハンドルのベクターへのポインター。 返されたバインド ベクターは、選択したバインド ハンドルを参照しなくなりました。これは Binding パラメーターで 個別に返されます。

Binding

選択したバインド ハンドルへのポインター。

戻り値

意味
RPC_S_OK
呼び出しは成功しました。
RPC_S_NO_MORE_BINDINGS
これ以上のバインドはありません。
 
メモ 有効なエラー コードの一覧については、「 RPC 戻り値」を参照してください。
 

注釈

クライアントが RpcNsBindingSelect 関数を 呼び出すたびに、関数操作はベクターから別のバインド ハンドルを返します。

すべてのバインド ハンドルがベクターから返されると、関数は状態RPC_S_NO_MORE_BINDINGSを返し、 BindingNULL を返します。

select 操作は、返される Binding パラメーターによって参照されるデータにストレージを割り当てます。 クライアントがバインド ハンドルを使用して終了すると、 RpcBindingFree 関数を呼び出してストレージの割り当てを解除する必要があります。 RpcNsBindingSelect の各呼び出しには、RpcBindingFree 関数の対応する呼び出しが必要です。

クライアントは、アプリケーション固有の選択基準を実装する独自の選択ルーチンを作成できます。 この場合、 RpcStringBindingParse はバインディングのフィールドへのアクセスを提供します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー rpcnsi.h (Rpc.h を含む)
Library Rpcns4.lib
[DLL] Rpcns4.dll

こちらもご覧ください

RpcBindingFree

RpcNsBindingLookupNext

RpcStringBindingParse

select