IQueryInfo インターフェイス (shlobj_core.h)
IShellFolder 実装に存在する項目のフラグと情報ヒント情報を取得するためにシェルが使用するメソッドを公開します。 ヒントは通常、 ツールヒント コントロール内に表示されます。
継承
IQueryInfo インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IQueryInfo には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IQueryInfo インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IQueryInfo::GetInfoFlags 項目の情報フラグを取得します。 このメソッドは現在使用されていません。 |
IQueryInfo::GetInfoTip アイテムのヒント テキストを取得します。 |
注釈
このインターフェイスは、 IShellFolder::GetUIObjectOf を呼び出し、インターフェイス識別子のIID_IQueryInfoを渡すことによって取得されます。 情報ヒント情報が要求されている項目は、IShellFolder::GetUIObjectOf 呼び出しの apidl 引数に含まれています。 フォルダーに IQueryInfo が指定されていない場合、シェルは情報ヒントで標準の表示テキストを使用します。
実装するタイミング
IQueryInfo を実装して、フォルダー内のアイテムに表示される通常のテキストとは異なるフラグとテキスト情報を提供します。 たとえば、フォルダーにファイル オブジェクトが含まれている場合は、情報ヒントを使用して、ファイル名だけでなく、アイテムのパスとファイル名全体を指定できます。使用するタイミング
ほとんどの場合、このインターフェイスは直接使用しません。 シェルは、情報ヒント内に表示するために追加情報が必要な場合に、このインターフェイスを使用します。 ただし、別のオブジェクトから情報ヒント情報を取得する場合は、 IQueryInfo を直接使用できます。要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional、Windows XP [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | shlobj_core.h |