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IQueryCancelAutoPlay インターフェイス (shobjidl.h)

プログラムによって AutoPlay または AutoRun をオーバーライドするメソッドを公開します。 これにより、メディアの挿入時に起動されるコンテンツの場所と種類をカスタマイズできます。

継承

IQueryCancelAutoPlay インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承します。 IQueryCancelAutoPlay には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IQueryCancelAutoPlay インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IQueryCancelAutoPlay::AllowAutoPlay

ユーザーが挿入したメディアを再生するかどうかを決定し、その場合はどのような制限を使用するかを決定します。

注釈

メモIQueryCancelAutoPlay は、現在実行中のユーザーが起動したアプリケーションでのみ使用することを目的としています。 通常の AutoPlay/AutoRun 機能が呼び出されないように、非表示またはバックグラウンド サービス アプリケーションで処理しないでください。 メディアとデバイスがシステムに挿入されたときに何が起こるかをユーザーに選択できるようにすることは、プラットフォームの重要な機能です。 この機能は、ユーザー エクスペリエンスの向上とパーソナライズを目的として特別に設計されており、バックグラウンド サービスによって抑制されるべきではありません。
 
IQueryCancelAutoPlay の有効な使用方法は、次のシナリオで示されています。AutoPlay を使用して、以前に指定されたアプリケーション A を使用してビデオ カメラ イベントを処理しているとします。 ただし、ビデオ編集の場合は、アプリケーション B を使用します。アプリケーション B を開き、以前に撮影したビデオの編集を開始し、編集中のビデオに新しいコンテンツを追加することにします。 アプリケーション B のインポート機能では、新しいコンテンツにアクセスできるようにビデオ カメラをオンにするように求められます。 通常、このビデオ デバイスのアクティブ化は、デバイスに関連付けられたアプリケーション A の起動をトリガーします。幸いにも、 IQueryCancelAutoPlay を使用して、アプリケーション B はビデオ コンテンツの編集中にビデオ カメラ イベントの自動再生処理を取り消しました。 この場合、アプリケーション B による自動再生の取り消しにより、ユーザー エクスペリエンスが向上しました。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP (デスクトップ アプリのみ)
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー shobjidl.h

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