IFileDialog::SetClientGuid メソッド (shobjidl_core.h)
呼び出し元のアプリケーションが GUID をダイアログの永続化された状態に関連付けることができます。
構文
HRESULT SetClientGuid(
[in] REFGUID guid
);
パラメーター
[in] guid
型: REFGUID
このダイアログ状態に関連付ける GUID。
戻り値
型: HRESULT
このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。
注釈
ダイアログの状態には、最後にアクセスしたフォルダーおよびダイアログの位置やサイズなどの要因を含めることができます。
通常、この状態は実行可能ファイルの名前に基づいて保持されます。 GUID を指定することにより、アプリケーションでは、異なるバージョンのダイアログ (たとえばインポート ダイアログや [開く] ダイアログなど) に対して、同じアプリケーション内で異なる状態を保持することができます。
ダイアログ オブジェクトの作成直後に IFileDialog::SetClientGuid を呼び出す必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | shobjidl_core.h (Shobjidl.h を含む) |