IResolveShellLink インターフェイス (shobjidl_core.h)

アプリケーションがシェル フォルダー オブジェクトにその項目のリンクを解決するように要求できるようにするメソッドを公開します。

継承

IResolveShellLink インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IResolveShellLink には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IResolveShellLink インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IResolveShellLink::ResolveShellLink

フォルダー オブジェクトがシェル リンクを解決することを要求します。

注釈

名前空間拡張機能は、リンク解決をサポートするためにこのオブジェクトを実装します。

このインターフェイスは、通常、アプリケーションでは使用されません。

名前空間拡張では、ショートカット オブジェクト (.lnk ファイル) は、IResolveShellLink::ResolveShellLink を呼び出して IShellLink::ResolveShellLink の重要な機能を実装します。 IResolveShellLink は、シェル フォルダーによって要求時に作成されるリンク解決オブジェクトによってエクスポートされます。

リンク解決オブジェクトの IResolveShellLink インターフェイスへのポインターを取得するには:

  • フォルダーに含まれるオブジェクトの場合は、フォルダーの IShellFolder::GetUIObjectOf メソッドを呼び出し、 IResolveShellLink ポインター (IID_IResolveShellLink) を要求します。
  • フォルダー オブジェクト自体については、フォルダーの IShellFolder::CreateViewObject メソッドを呼び出し、 IResolveShellLink ポインター (IID_IResolveShellLink) を要求します。
メモ Windows Vista より前のバージョンでは、このインターフェイスは Shlobj.h で宣言されていました。
 

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional、Windows XP [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー shobjidl_core.h (Shobjidl.h を含む)