ISpatialAudioMetadataReader::ReadNextItem メソッド (spatialaudiometadata.h)

読み取られるメタデータ項目のコマンドの数とサンプル オフセットを取得します。

構文

HRESULT ReadNextItem(
  [out] UINT8  *commandCount,
  [out] UINT16 *frameOffset
);

パラメーター

[out] commandCount

読み取られるメタデータ項目内のコマンドと値のペアの数を受け取ります。

[out] frameOffset

読み取られるメタデータ項目に関連付けられているフレーム オフセットを取得します。

戻り値

メソッドが成功した場合は、S_OK を返します。 失敗した場合、次の表に示す値が含まれますが、これに限定されません。

リターン コード 説明
SPTLAUD_MD_CLNT_E_NO_ITEMS_OPEN
ISpatialAudioMetadataItemsOpen の呼び出しで読み取り用に開かっていないか、Close の呼び出しで書き込みのためにオブジェクトが閉じられました。
SPTLAUD_MD_CLNT_E_NO_MORE_ITEMS
ReadItemCountInFrames の呼び出しで指定されたフレーム範囲には、これ以上メタデータ項目はありません。
E_INVALIDARG
指定されたポインターの 1 つが無効です。

解説

ReadNextItem を呼び出す前に、オブジェクトの作成後と Close の呼び出し後に Open を呼び出して読み取り用に ISpatialAudioMetadataReader開く必要があります。 ReadNextItem を呼び出す前に、ReadItemCountInFrames を呼び出す必要もあります。

ISpatialAudioMetadataReader は、リーダーが関連付けられている ISpatialAudioMetadataItems に含まれるフレームの合計範囲内の現在位置への内部ポインターを保持します。 このメソッドを呼び出すたびに、 readFrameCount パラメーターで指定されたフレーム数だけポインターが拡張されます。

コマンドと関連する値を読み取るプロセスは再帰的です。 ReadItemCountInFrames を呼び出すたびに ReadNextItem を呼び出して、次の項目のコマンドの数を取得します。 ReadNextItem を呼び出すたびに、ReadNextItemCommand を呼び出して、アイテムの各コマンドを読み取ります。 ISpatialAudioMetadataItems のフレーム範囲全体が読み取られるまで、このプロセスを繰り返します。

必要条件

   
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー spatialaudiometadata.h

関連項目

ISpatialAudioMetadataReader