ISpatialAudioMetadataWriter::WriteNextItemCommand メソッド (spatialaudiometadata.h)

メタデータ コマンドと値データを現在のアイテムに書き込みます。

構文

HRESULT WriteNextItemCommand(
  [in] BYTE       commandID,
  [in] const void *valueBuffer,
  [in] UINT32     valueBufferLength
);

パラメーター

[in] commandID

オブジェクトのメタデータ形式でサポートされるコマンド。 コマンドがメタデータ形式で定義されていない場合、呼び出しは失敗します。 各コマンドは、項目ごとに 1 回だけ書き込むことができます。

[in] valueBuffer

メタデータ形式定義で指定されたコマンドに固有のデータを格納するバッファーへのポインター。

[in] valueBufferLength

valueBuffer パラメーターで指定されたコマンド データのサイズ (バイト単位)。 サイズは、メタデータ形式で指定されたコマンド定義と一致する必要があります。または、呼び出しは失敗します。

戻り値

メソッドが成功した場合は、S_OK を返します。 エラーが発生した場合、次の表に示す値が、可能なリターン コードに含まれますが、これらに限定されません。

リターン コード 説明
SPTLAUD_MD_CLNT_E_NO_ITEMS_OPEN
ISpatialAudioMetadataItemsOpen の呼び出しで書き込み用に開かれていません。または、オブジェクトが Close の呼び出しで書き込みのために閉じられました。
SPTLAUD_MD_CLNT_E_NO_ITEMOFFSET_WRITTEN

WriteNextItem は、 Open が呼び出された後、および WriteNextItemCommand の呼び出しの前に呼び出されませんでした。

解説

Open を呼び出して書き込み用に ISpatialAudioMetadataWriter を開き、WriteNextItemCommand を呼び出す前に WriteNextItem を呼び出して現在のメタデータ項目オフセットを設定する必要があります。

要件

   
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー spatialaudiometadata.h

関連項目

ISpatialAudioMetadataWriter