Share via


AMCOPPStatusInput 構造体 (strmif.h)

[このページに関連付けられている機能 DirectShow は、従来の機能です。 MediaPlayer、IMFMediaEngine、Media Foundation のオーディオ/ビデオ キャプチャに置き換わりました。 これらの機能は、Windows 10とWindows 11用に最適化されています。 新しいコードでは、可能であれば、DirectShow ではなく Media Foundation で MediaPlayerIMFMediaEngineAudio/Video Capture を使用することを強くお勧めします。 Microsoft は、レガシ API を使用する既存のコードを、可能であれば新しい API を使用するように書き換えるよう提案しています。]

AMCOPPStatusInput 構造体には、認定出力保護プロトコル (COPP) 状態要求が含まれています。

構文

typedef struct _AMCOPPStatusInput {
  GUID  rApp;
  GUID  guidStatusRequestID;
  DWORD dwSequence;
  DWORD cbSizeData;
  BYTE  StatusData[4056];
} AMCOPPStatusInput, *LPAMCOPPStatusInput;

メンバー

rApp

128 ビット乱数。

guidStatusRequestID

状態要求を定義する GUID。

dwSequence

シーケンス番号。 アプリケーションは、発行された COPP 状態要求の実行中の数を保持する必要があります。 要求ごとに、シーケンス番号を 1 ずつインクリメントします。

cbSizeData

StatusData メンバー内の有効なデータのバイト数。

StatusData[4056]

状態要求のデータ。 データの意味は、要求によって異なります。

解説

次の COPP ステータス要求が定義されています。

GUID Description
DXVA_COPPQueryConnectorType 出力デバイスへの物理コネクタの種類を返します。
DXVA_COPPQueryProtectionType 物理コネクタで使用可能な保護メカニズムを返します。
DXVA_COPPQueryLocalProtectionLevel このセッションのコンテキストで COPP メカニズムによって現在設定されている保護レベルを返します。
DXVA_COPPQueryGlobalProtectionLevel 物理コネクタに対して現在設定されている実際の保護レベルを返します。
DXVA_COPPQueryDisplayData COPP デバイスに関連付けられているコネクタ経由で送信される信号を説明する情報を返します。
DXVA_COPPQueryHDCPKeyData 出力デバイスの高帯域幅デジタル コンテンツ保護 (HDCP) 特性を返します。
DXVA_COPPQueryBusData この COPP デバイスに関連付けられているグラフィックス ハードウェアによって使用されるバスの種類に関する情報を返します。
 

詳細については、Windows DDK のドキュメントを参照してください。

要件

   
Header strmif.h (Dshow.h を含む)

関連項目

DirectShow 構造体

認定出力保護プロトコル (COPP) の使用