IProxyProviderWinEventHandler::RespondToWinEvent メソッド (uiautomationcore.h)

WinEvent を処理します。

構文

HRESULT RespondToWinEvent(
  [in] DWORD                      idWinEvent,
  [in] HWND                       hwnd,
  [in] LONG                       idObject,
  [in] LONG                       idChild,
  [in] IProxyProviderWinEventSink *pSink
);

パラメーター

[in] idWinEvent

型: DWORD

受信 WinEvent の識別子。 WinEvent ID の一覧については、「 イベント定数」を参照してください。

[in] hwnd

種類: HWND

WinEvent が発生したウィンドウのハンドル。 これは、プロキシが作成されたウィンドウでもあります。

[in] idObject

型: LONG

イベントに関連付けられているアクセス可能なオブジェクトのオブジェクト識別子 (OBJID_*)。 オブジェクト識別子の一覧については、「 オブジェクト識別子」を参照してください。

[in] idChild

型: LONG

イベントに関連付けられている要素の子識別子。要素が子でない場合は CHILDID_SELF

[in] pSink

種類: IProxyProviderWinEventSink*

UI オートメーション コアによって提供される IProxyProviderWinEventSink インターフェイスへのポインター。 処理される WinEvent に応答してプロキシが発生させる必要があるイベントは、シンクに追加する必要があります。

戻り値

型: HRESULT

このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。

注釈

プロバイダーはイベント データを確認する必要があります。 プロバイダーが応答で UI オートメーション イベントを発生させる必要がある場合は、そのイベントのデータを pSink イベント シンクに追加する必要があります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 7、Windows Vista SP2 と Windows Vista 用プラットフォーム更新プログラム、WINDOWS XP SP3 および Windows Vista 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008 SP2 および Windows Server 2008 用プラットフォーム更新プログラム、Windows Server 2003 SP2 および Windows Server 2008 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー uiautomationcore.h (UIAutomation.h を含む)

こちらもご覧ください

IProxyProviderWinEventHandler

IProxyProviderWinEventSink

参照