ITextRangeProvider::GetChildren メソッド (uiautomationcore.h)

指定したテキスト範囲内に含まれていて、指定したテキスト範囲の外側の要素の子要素であるすべての要素のコレクション 取得します。

構文

HRESULT GetChildren(
  [out, retval] SAFEARRAY **pRetVal
);

パラメーター

[out, retval] pRetVal

種類: SAFEARRAY**

テキスト範囲で囲まれているすべての子要素の IRawElementProviderSimple インターフェイスへのポインターの配列 (範囲の Start エンドポイントで並べ替えられます)。

テキスト範囲に子要素が含まれていない場合は、空のコレクションが返されます。

このパラメーターは初期化せずに渡されます。

戻り値

種類: HRESULT

このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。

注釈

ITextRangeProvider::GetChildren で取得された各要素には、RangeFromChild を使用して取得できる有効なテキスト範囲があります。 これには、ITextProvider と子要素の間のUI オートメーション ツリー内のすべての要素が含まれます。

  1. この例では、イメージ リンクを含むテキスト ストリームを示します。 リンクはイメージの子ですが、どちらも同じテキスト範囲にまたがり、テキスト ストリーム内の埋め込みオブジェクトとして公開されます。

    Hello <Image Link> World

  2. この例では、テキストで囲まれた 2 セルのテーブルを含むテキスト ストリームを示します。

    テキストの開始

    表のセル 1[表] セル 2

    テキストの終了

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows XP [デスクトップ アプリ | UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー uiautomationcore.h (UIAutomation.h を含む)

こちらもご覧ください

ITextProviderITextRangeProviderGetEnclosingElementITextProvider::RangeFromChildUI オートメーション プロバイダーの概要安全な配列を使用するためのベスト プラクティス