IAVIStream::Read メソッド (vfw.h)
Read メソッドは、ストリームからデータを読み取り、アプリケーション定義バッファーにコピーします。 バッファーが指定されていない場合は、データの次のバッファーを取得するために必要なバッファー サイズが決定されます。 アプリケーションが AVIStreamRead 関数を使用するときに呼び出されます。
構文
HRESULT Read(
LONG lStart,
LONG lSamples,
LPVOID lpBuffer,
LONG cbBuffer,
LONG *plBytes,
LONG *plSamples
);
パラメーター
lStart
読み取るサンプル番号またはフレーム番号を開始します。
lSamples
読み取るサンプルの数。
lpBuffer
ストリーム データを格納するアプリケーション定義バッファーへのポインター。 NULL を指定して、バッファーの必要なサイズを要求することもできます。 多くのアプリケーションは、各読み取り操作の前にバッファー サイズのクエリを使用して、バッファーが必要なサイズを確認します。
cbBuffer
lpBuffer で指定されたバッファーのサイズ (バイト単位)。
plBytes
読み取られたバイト数を受け取るバッファーへのポインター。
plSamples
読み取られたサンプルの数を受け取るバッファーへのポインター。
戻り値
成功した場合はAVIERR_OKを返し、バッファーがデータを保持するのに十分な大きさでない場合はAVIERR_BUFFERTOOSMALLを返します。 成功した場合、 Read は、バッファーに含まれるフレーム数 (サンプル) または必要なバッファー サイズ (バイト単位) を持つデータのバッファーも返します。
解説
C++ で記述されたハンドラーの場合、 Read には次の構文があります。
HRESULT Read(LONG lStart, LONG lSamples,
LPVOID lpBuffer, LONG cbBuffer,
LONG *plBytes, LONG *plSamples);
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | vfw.h |
Library | Vfw32.lib |