ICDecompressExBegin 関数 (vfw.h)
ICDecompressExBegin 関数は、データを圧縮解除するための圧縮解除機能を準備します。
構文
LRESULT VFWAPI_INLINE ICDecompressExBegin(
HIC hic,
DWORD dwFlags,
LPBITMAPINFOHEADER lpbiSrc,
LPVOID lpSrc,
int xSrc,
int ySrc,
int dxSrc,
int dySrc,
LPBITMAPINFOHEADER lpbiDst,
LPVOID lpDst,
int xDst,
int yDst,
int dxDst,
int dyDst
);
パラメーター
hic
使用する圧縮解除器にハンドルします。
dwFlags
圧縮解除フラグ。 次の値が定義されています。
値 | 意味 |
---|---|
ICDECOMPRESS_HURRYUP | より高速な速度で圧縮解除を試みます。 アプリケーションでこのフラグを使用する場合、ドライバーは圧縮解除されたデータをバッファーに格納する必要がありますが、イメージは描画しません。 |
ICDECOMPRESS_NOTKEYFRAME | 現在のフレームはキー フレームではありません。 |
ICDECOMPRESS_NULLFRAME | 現在のフレームにはデータが含まれていないので、圧縮解除されたイメージは同じままにする必要があります。 |
ICDECOMPRESS_PREROLL | 現在のフレームは、再生が開始されるムービー内のポイントの前にあるため、描画されません。 |
ICDECOMPRESS_UPDATE | 画面が更新または更新されています。 |
lpbiSrc
圧縮データの形式を含む BITMAPINFOHEADER 構造体へのポインター。
lpSrc
入力データへのポインター。
xSrc
lpbiSrc で指定された DIB のソース四角形の x 座標。
ySrc
lpbiSrc で指定された DIB のソース四角形の y 座標。
dxSrc
ソース四角形の幅。
dySrc
ソース四角形の高さ。
lpbiDst
出力形式を含む BITMAPINFOHEADER 構造体へのポインター。
lpDst
圧縮解除されたデータを格納するのに十分な大きさのバッファーへのポインター。
xDst
lpbiDst で指定された DIB の変換先の四角形の x 座標。
yDst
lpbiDst で指定された DIB の変換先の四角形の y 座標。
dxDst
コピー先の四角形の幅。
dyDst
移動先の四角形の高さ。
戻り値
成功した場合 はICERR_OK を返し、それ以外の場合はエラーを返します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | vfw.h |