IGetFrame::SetFormat メソッド (vfw.h)
SetFormat メソッドは、抽出されるフレームの圧縮解除されたイメージ形式を設定し、必要に応じて圧縮解除操作用のバッファーを提供します。
構文
HRESULT SetFormat(
LPBITMAPINFOHEADER lpbi,
LPVOID lpBits,
int x,
int y,
int dx,
int dy
);
パラメーター
lpbi
圧縮解除されたイメージ形式を定義する BITMAPINFOHEADER 構造体へのポインター。 NULL またはこの パラメーターの値 ((LPBITMAPINFOHEADER) 1)
を指定することもできます。 NULL を 指定すると、圧縮解除ツールは編集に適した形式 (通常は 24 ビットのイメージ深度形式) を選択します。 値 ((LPBITMAPINFOHEADER) 1)
を指定すると、圧縮解除ツールは現在の表示モードに適した形式を選択します。
lpBits
圧縮解除されたイメージ データを格納するバッファーへのポインター。 このメソッドでバッファーを割り当てるには 、NULL を 指定します。
x
lpbi で指定された DIB 内の変換先の四角形の x 座標。 このパラメーターは、 lpBits が NULL でない場合に使用 されます。
y
lpbi で指定された DIB 内の移動先の四角形の y 座標。 このパラメーターは、 lpBits が NULL でない場合に使用 されます。
dx
コピー先の四角形の幅。 このパラメーターは、 lpBits が NULL でない場合に使用 されます。
dy
移動先の四角形の高さ。 このパラメーターは、 lpBits が NULL でない場合に使用 されます。
戻り値
成功した場合は NOERROR を返 し 、圧縮解除されたイメージがバッファー サイズより大きい場合はE_OUTOFMEMORY、それ以外の場合は E_FAIL 返します。
解説
x、y、dx、dy パラメーターは、圧縮解除されたイメージを受け取る lpbi および lpBits によって指定されたビットマップの部分を識別します。
C++ で記述されたハンドラーの場合、 SetFormat には次の構文があります。
HRESULT SetFormat(LPBITMAPINFOHEADER lpbi, LPVOID lpBits, int x,
int y, int dx, int dy);
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | vfw.h |
Library | Vfw32.lib |