GetAtomNameA 関数 (winbase.h)

指定したローカル アトムに関連付けられている文字列のコピーを取得します。

構文

UINT GetAtomNameA(
  [in]  ATOM  nAtom,
  [out] LPSTR lpBuffer,
  [in]  int   nSize
);

パラメーター

[in] nAtom

種類: ATOM

取得する文字列を識別するローカル アトム。

[out] lpBuffer

種類: LPTSTR

文字列。

[in] nSize

型: int

バッファーのサイズ (文字数)。

戻り値

型: UINT

関数が成功した場合、戻り値はバッファーにコピーされた文字列の長さ (終端の null 文字は含まれません) です。

関数が失敗した場合は、0 を返します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。

解説

整数のアトム (値が 0x0001 0xBFFF の範囲内にある atom) に対して返される文字列は null で終わる文字列で、最初の文字はシャープ記号 (#) で、残りの文字は符号なし整数値を表します。

セキュリティに関する考慮事項

この関数を誤って使用すると、プログラムのセキュリティが損なわれる可能性があります。 この関数の不適切な使用には、 lpBuffer パラメーターのサイズを正しく指定しないことが含まれます。

注意

winbase.h ヘッダーは、GetAtomName をエイリアスとして定義し、UNICODE プリプロセッサ定数の定義に基づいて、この関数の ANSI または Unicode バージョンを自動的に選択します。 エンコードに依存しないエイリアスをエンコードニュートラルでないコードと組み合わせて使用すると、コンパイルまたはランタイム エラーが発生する不一致が発生する可能性があります。 詳細については、「 関数プロトタイプの規則」を参照してください。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー winbase.h (Windows.h を含む)
Library Kernel32.lib
[DLL] Kernel32.dll

関連項目

AddAtom

DeleteAtom

FindAtom

GlobalAddAtom

GlobalDeleteAtom

GlobalFindAtom

GlobalGetAtomName

MAKEINTATOM

参照