LookupPrivilegeNameA 関数 (winbase.h)

LookupPrivilegeName 関数は、指定されたローカル一意識別子 (LUID) によって特定のシステムで表される特権に対応する名前を取得します。

構文

BOOL LookupPrivilegeNameA(
  [in, optional]  LPCSTR  lpSystemName,
  [in]            PLUID   lpLuid,
  [out, optional] LPSTR   lpName,
  [in, out]       LPDWORD cchName
);

パラメーター

[in, optional] lpSystemName

特権名を取得するシステムの名前を指定する null で終わる文字列へのポインター。 null 文字列が指定されている場合、関数はローカル システムで特権名の検索を試みます。

[in] lpLuid

ターゲット システムで特権が認識される LUID へのポインター。

[out, optional] lpName

特権名を表す null で終わる文字列を受け取るバッファーへのポインター。 たとえば、この文字列には "SeSecurityPrivilege" を指定できます。

[in, out] cchName

lpName バッファーの TCHAR 値内のサイズを指定する変数へのポインター。 関数が戻るときに、このパラメーターには特権名の長さが含まれます。終端の null 文字は含まれません。 lpName パラメーターが指すバッファーが小さすぎる場合、この変数には必要なサイズが含まれます。

戻り値

関数が成功した場合、関数は 0 以外の値を返します。

関数が失敗すると、0 が返されます。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。

解説

LookupPrivilegeName 関数は、Winnt.h の [定義済み特権] セクションで指定された特権のみをサポートします。 値の一覧については、「 特権定数」を参照してください。

注意

winbase.h ヘッダーは、LookupPrivilegeName をエイリアスとして定義し、UNICODE プリプロセッサ定数の定義に基づいて、この関数の ANSI または Unicode バージョンを自動的に選択します。 エンコードに依存しないエイリアスをエンコードニュートラルでないコードと組み合わせて使用すると、コンパイルまたはランタイム エラーが発生する不一致が発生する可能性があります。 詳細については、「 関数プロトタイプの規則」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP [デスクトップ アプリ | UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー winbase.h (Windows.h を含む)
Library Advapi32.lib
[DLL] Advapi32.dll

こちらもご覧ください

アクセス制御

基本的なAccess Control関数

LookupPrivilegeDisplayName

LookupPrivilegeValue