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ISurfaceImageSourceManagerNative::FlushAllSurfacesWithDevice メソッド (windows.ui.xaml.media.dxinterop.h)

特定のデバイスに関連付けられているすべての SurfaceImageSource オブジェクトまたは VirtualSurfaceImageSource オブジェクトに対して、現在のすべての GPU 作業をフラッシュします。

構文

HRESULT FlushAllSurfacesWithDevice(
  [in] IUnknown *device
);

パラメーター

[in] device

このプロセスで SurfaceImageSource オブジェクトを作成するために使用されたデバイス。 ID3D11Device または ID2D1Device である必要があります。

戻り値

このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。

解説

FlushAllSurfacesWithDevice メソッドは、デバイスで作成されたすべての SurfaceImageSource オブジェクトの現在の GPU 作業をフラッシュします。 この GPU 作業には、Direct2D レンダリング作業と、レンダリングに関連付けられているフレームワークによって実行される内部 GPU 作業が含まれます。 これは、アプリケーションが複数の SurfaceImageSource オブジェクトを作成し、これらのすべてのサーフェスの GPU 作業をバックグラウンド レンダリング スレッドからフラッシュする必要がある場合に便利です。 バックグラウンド スレッドからこの作業をフラッシュすることで、作業をより適切に並列化し、UI スレッドで作業を行ってパフォーマンスを向上させることができます。

FLUSHAllSurfacesWithDevice メソッドは、UI 以外のスレッドから呼び出すことができます。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 8.1 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 R2 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー windows.ui.xaml.media.dxinterop.h
[DLL] Windows.UI.Xaml.dll

関連項目

DirectX と XAML の相互運用機能

ID2D1Device

ID3D11Device

ISurfaceImageSourceManagerNative

SurfaceImageSource

VirtualSurfaceImageSource