AddFontMemResourceEx 関数 (wingdi.h)

AddFontMemResourceEx 関数は、メモリ イメージからシステムにフォント リソースを追加します。

構文

HANDLE AddFontMemResourceEx(
  [in] PVOID pFileView,
  [in] DWORD cjSize,
  [in] PVOID pvResrved,
  [in] DWORD *pNumFonts
);

パラメーター

[in] pFileView

フォント リソースへのポインター。

[in] cjSize

pbFont が指すフォント リソース内のバイト数。

[in] pvResrved

予約済み。 0 を指定する必要があります。

[in] pNumFonts

インストールされているフォントの数を指定する変数へのポインター。

戻り値

関数が成功した場合、戻り値は追加されたフォントへのハンドルを指定します。 このハンドルは、システムにインストールされたフォントを一意に識別します。 関数が失敗した場合は、0 を返します。 拡張エラー情報は使用できません。

注釈

この関数を使用すると、アプリケーションはドキュメントまたは Web ページに埋め込まれたフォントを取得できます。 AddFontMemResourceEx によって追加されるフォントは、呼び出しを行ったプロセスに対して常にプライベートであり、列挙可能ではありません。

メモリ イメージには、複数のフォントを含めることができます。 この関数が成功すると、 pcFontsDWORD へのポインターであり、その値は、この呼び出しの結果としてシステムに追加されたフォントの数です。 たとえば、アジアのフォントの垂直方向と水平方向の面の場合、この数値は 2 になります。

関数が成功すると、システムがメモリの独自のコピーを作成したため、この関数の呼び出し元は pbFont が指すメモリを解放できます。 インストールされたフォントを削除するには、 RemoveFontMemResourceEx を呼び出します。 ただし、プロセスが消えると、プロセスで RemoveFontMemResource が呼び出されなかった場合でも、システムはフォントをアンロードします。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー wingdi.h (Windows.h を含む)
Library Gdi32.lib
[DLL] Gdi32.dll

こちらもご覧ください

DESIGNVECTOR

フォント関数とテキスト関数

フォントとテキストの概要

RemoveFontMemResourceEx

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