GetEnhMetaFileBits 関数 (wingdi.h)

GetEnhMetaFileBits 関数は、指定された拡張形式メタファイルの内容を取得し、バッファーにコピーします。

構文

UINT GetEnhMetaFileBits(
  [in]  HENHMETAFILE hEMF,
  [in]  UINT         nSize,
  [out] LPBYTE       lpData
);

パラメーター

[in] hEMF

拡張メタファイルへのハンドル。

[in] nSize

データを受信するバッファーのサイズ (バイト単位)。

[out] lpData

メタファイル データを受け取るバッファーへのポインター。 バッファーは、データを格納するのに十分な大きさである必要があります。 lpbBufferNULL の場合、関数はデータを保持するために必要なサイズを返します。

戻り値

関数が成功し、バッファー ポインターが NULL の場合、戻り値は拡張メタファイルのサイズ (バイト単位) です。

関数が成功し、バッファー ポインターが有効なポインターである場合、戻り値はバッファーにコピーされたバイト数です。

関数が失敗した場合は、0 を返します。

解説

拡張メタファイル ビットを取得した後、 SetEnhMetaFileBits 関数を呼び出してメモリ ベースのメタファイルを作成できます。

GetEnhMetaFileBits 関数は、拡張メタファイル ハンドルを無効にしません。 不要になったハンドルを削除するには、アプリケーションで DeleteEnhMetaFile 関数を呼び出す必要があります。

この関数によって取得されるメタファイルの内容は、拡張形式です。 Windows 形式でメタファイルの内容を取得するには、 GetWinMetaFileBits 関数を 使用します。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー wingdi.h (Windows.h を含む)
Library Gdi32.lib
[DLL] Gdi32.dll

関連項目

DeleteEnhMetaFile

GetWinMetaFileBits

メタファイル関数

メタファイルの概要

SetEnhMetaFileBits