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DIBSECTION 構造体 (wingdi.h)

DIBSECTION 構造体には、CreateDIBSection 関数を呼び出して作成された DIB に関する情報が含まれています。 DIBSECTION 構造体には、ビットマップのディメンション、色の形式、カラー マスク、オプションのファイル マッピング オブジェクト、およびオプションのビット値のストレージ オフセットに関する情報が含まれます。 アプリケーションは、GetObject 関数を呼び出すことによって、特定の DIB の塗りつぶしの DIBSECTION 構造体を取得できます。

構文

typedef struct tagDIBSECTION {
  BITMAP           dsBm;
  BITMAPINFOHEADER dsBmih;
  DWORD            dsBitfields[3];
  HANDLE           dshSection;
  DWORD            dsOffset;
} DIBSECTION, *LPDIBSECTION, *PDIBSECTION;

メンバー

dsBm

DIB に関する情報 (型、ディメンション、色容量、およびビット値へのポインター) を含む BITMAP データ構造。

dsBmih

DIB の色形式に関する情報を含む BITMAPINFOHEADER 構造体。

dsBitfields[3]

DIB の 3 つのカラー マスクを指定します。 このフィールドは、BITMAPINFOHEADER 構造体の BitCount メンバーの値が 8 より大きい場合にのみ有効です。 各カラー マスクは、3 つのカラー チャネル (赤、緑、青) のいずれかをエンコードするために使用されるビットを示します。

dshSection

CREATEDIBSection 関数が DIB の作成に使用したファイル マッピング オブジェクトへのハンドルを格納します。 CreateDIBSectionhSection パラメーターの NULL 値で呼び出され、システムがビットマップのメモリを割り当てる場合、dshSection メンバーは NULL になります。

dsOffset

dshSection によって参照されるファイル マッピング オブジェクト内のビットマップのビット値へのオフセット。 dshSectionNULL の場合、dsOffset 値には意味がありません。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
Header wingdi.h (Windows.h を含む)

こちらもご覧ください

ビットマップ

BITMAPINFOHEADER

ビットマップ構造

ビットマップの概要

CreateDIBSection

GetDIBColorTable

GetObject