EXTLOGFONTW 構造体 (wingdi.h)

EXTLOGFONT 構造体は、フォントの属性を定義します。

構文

typedef struct tagEXTLOGFONTW {
  LOGFONTW elfLogFont;
  WCHAR    elfFullName[LF_FULLFACESIZE];
  WCHAR    elfStyle[LF_FACESIZE];
  DWORD    elfVersion;
  DWORD    elfStyleSize;
  DWORD    elfMatch;
  DWORD    elfReserved;
  BYTE     elfVendorId[ELF_VENDOR_SIZE];
  DWORD    elfCulture;
  PANOSE   elfPanose;
} EXTLOGFONTW, *PEXTLOGFONTW, *NPEXTLOGFONTW, *LPEXTLOGFONTW;

メンバー

elfLogFont

指定したフォントの属性の一部を指定します。 このメンバーは LOGFONT 構造体です。

elfFullName[LF_FULLFACESIZE]

フォントの一意の名前 (ABCD Font Company TrueType Bold Italic Sans Serif など)。

elfStyle[LF_FACESIZE]

フォントのスタイル (太字斜体など)。

elfVersion

予約済み。 ゼロを指定してください。

elfStyleSize

このメンバーは、ヒント付きフォントについてのみ意味を持ちます。 フォントのヒントとなるポイント サイズを指定します。 既定値である 0 に設定すると、elfLogFont で指定された LOGFONT 構造体の lfHeight メンバーに対応するポイント サイズでフォントがヒントされます。

elfMatch

列挙フォントの一意識別子。 これは、フォントの列挙時にグラフィックス デバイス インターフェイス (GDI) によって入力されます。

elfReserved

予約;は 0 である必要があります。

elfVendorId[ELF_VENDOR_SIZE]

フォント ベンダーの 4 バイト識別子。

elfCulture

予約;は 0 である必要があります。

elfPanose

フォントの形状を指定する PANOSE 構造体。 この構造体のすべてのメンバーが 0 に設定されている場合、 elfPanose メンバーはフォント マッパーによって無視されます。

注釈

注意

wingdi.h ヘッダーは、UNICODE プリプロセッサ定数の定義に基づいて、この関数の ANSI または Unicode バージョンを自動的に選択するエイリアスとして EXTLOGFONT を定義します。 エンコードに依存しないエイリアスをエンコードニュートラルでないコードと組み合わせて使用すると、コンパイルまたはランタイム エラーが発生する不一致が発生する可能性があります。 詳細については、「 関数プロトタイプの規則」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
Header wingdi.h (Windows.h を含む)

こちらもご覧ください

フォントとテキストの構造

フォントとテキストの概要

Logfont

PANOSE