次の方法で共有


SetLastErrorEx 関数 (winuser.h)

最後のエラー コードを設定します。

現在、この関数は SetLastError 関数と同じです。 2 番目のパラメーターは無視されます。

構文

void SetLastErrorEx(
  [in] DWORD dwErrCode,
  [in] DWORD dwType
);

パラメーター

[in] dwErrCode

スレッドの最後のエラー コード。

[in] dwType

このパラメーターは無視されます。

戻り値

なし

解説

最後のエラー コードは、複数のスレッドが互いの値を上書きしないように、スレッド ローカル ストレージに保持されます。

ほとんどの関数は、失敗した場合にのみ SetLastError または SetLastErrorEx を 呼び出します。 ただし、一部のシステム関数では、成功した条件下で SetLastError または SetLastErrorEx が呼び出されます。これらのケースは、各関数のドキュメントに記載されています。

アプリケーションは、必要に応じて、関数が失敗した直後に GetLastError 関数を使用して、この関数によって設定された値を取得できます。

エラー コードは 32 ビット値です (ビット 31 が最上位ビットです)。 ビット 29 はアプリケーション定義のエラー コード用として予約されています。このビットを設定できるシステム エラー コードはありません。 アプリケーションのエラー コードを定義する場合は、このビットを設定して、エラー コードがアプリケーションによって定義されていることを示し、エラー コードがシステム定義のエラー コードと競合しないようにします。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows XP (デスクトップ アプリのみ)
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー winuser.h (Windows.h を含む)
Library User32.lib
[DLL] User32.dll

関連項目

エラー処理関数

GetLastError

最終エラー コード