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DELETEITEMSTRUCT 構造体 (winuser.h)

削除されたリスト ボックスまたはコンボ ボックス項目について説明します。 WM_DELETEITEM メッセージの lParam パラメーターには、この構造体へのポインターが含まれています。 リスト ボックスまたはコンボ ボックスからアイテムが削除されたとき、またはリスト ボックスまたはコンボ ボックスが破棄されると、削除された各アイテムの所有者に WM_DELETEITEM メッセージが送信されます。

システムは、所有者描画リスト ボックス ( LBS_OWNERDRAWFIXED または LBS_OWNERDRAWVARIABLE スタイル) または所有者描画コンボ ボックス ( CBS_OWNERDRAWFIXED または CBS_OWNERDRAWVARIABLE スタイル) から削除されたアイテムに対してのみ 、WM_DELETEITEM メッセージ 送信します。

構文

typedef struct tagDELETEITEMSTRUCT {
  UINT      CtlType;
  UINT      CtlID;
  UINT      itemID;
  HWND      hwndItem;
  ULONG_PTR itemData;
} DELETEITEMSTRUCT, *PDELETEITEMSTRUCT, *LPDELETEITEMSTRUCT;

メンバー

CtlType

型: UINT

項目がリスト ボックスまたはコンボ ボックスから削除されたかどうかを指定します。 次のいずれかの値です。

[値] 意味
ODT_LISTBOX
リスト ボックス。
ODT_COMBOBOX
コンボ ボックス。

CtlID

型: UINT

リスト ボックスまたはコンボ ボックスの識別子。

itemID

型: UINT

削除するリスト ボックスまたはコンボ ボックス内の項目のインデックス。

hwndItem

種類: HWND

コントロールのハンドル。

itemData

種類: ULONG_PTR

項目のアプリケーション定義データ。 この値は、リスト ボックスまたはコンボ ボックスに項目を追加するメッセージの lParam パラメーターのコントロールに渡されます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
Header winuser.h (Windows.h を含む)

こちらもご覧ください

WM_DELETEITEM