IWSDDeviceHost::Start メソッド (wsdhost.h)
デバイス ホストを起動し、WS-Discovery Hello メッセージを使用してデバイス ホストを発行します。 通知シンクがこのメソッドに渡された場合、通知シンクも登録されます。 Start が正常に呼び出されると、デバイス ホストは Probe メッセージと Resolve メッセージに自動的に応答します。
構文
HRESULT Start(
[in] ULONGLONG ullInstanceId,
[in] const WSD_URI_LIST *pScopeList,
[in, optional] IWSDDeviceHostNotify *pNotificationSink
);
パラメーター
[in] ullInstanceId
インスタンス識別子。 識別子が指定されていない場合、現在のインスタンス値 + 1 が既定値として使用されます。
メモ WS-Discovery 仕様との互換性を保つには、この値を UINT_MAX 以下にする必要があります (4294967295)。
[in] pScopeList
デバイス ホストのスコープ。 NULL の場合、スコープはホストに関連付けされません。
[in, optional] pNotificationSink
通知シンクを指定する IWSDDeviceHostNotify オブジェクトへの参照。
戻り値
可能な戻り値には、次のものが含まれますが、これらに限定されません。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
メソッドは正常に完了しました。 |
|
デバイス ホストは既に開始されています。 |
|
メソッドが失敗しました。 ホストが初期化されていないため、失敗した可能性があります。 Init を呼び出して、デバイス ホストを初期化します。 |
|
ホストに関連付けられているメタデータはありません。 |
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | wsdhost.h (Wsdapi.h を含む) |
[DLL] | Wsdapi.dll |