Win32_LogicalDisk クラスの ScheduleAutoChk メソッド

ScheduleAutoChk クラス メソッドは、ダーティ ビットが設定されている場合、次回の再起動時にWin32_LogicalDiskによって表されるディスク ドライブで Autochk を実行するようにスケジュールします。

このトピックでは、マネージド オブジェクト形式 (MOF) 構文を使用します。 このメソッドの使用方法の詳細については、「メソッドの 呼び出し」を参照してください。

構文

uint32 ScheduleAutoChk(
  [in] string LogicalDisk[]
);

パラメーター

LogicalDisk [in]

次回の再起動時に Autochk のスケジュールを設定するドライブの一覧を指定します。 文字列構文は、ドライブ文字の後に論理ディスクのコロン (例: "C:" ) で構成されます。

注意

データが不明なソースまたは信頼できないソースからのデータである場合は、LogicalDisk 配列内のドライブ文字の有効性を常にチェックします。

戻り値

成功した場合は 0 (ゼロ) の値を返し、他のエラーが発生した場合は他の値を返します。 値を次の一覧に示します。 その他のエラー コードについては、「 WMI エラー定数 」または 「WbemErrorEnum」を参照してください。 一般的な HRESULT 値については、「 システム エラー コード」を参照してください。

エラーなし (0)

エラー - リモート ドライブ (1)

エラー - リムーバブル ドライブ (2)

エラー - ルート ディレクトリではないドライブ (3)

エラー - 不明なドライブ (4)

注釈

この方法は、マシン内の物理ディスクを表す論理ディスクのインスタンスにのみ適用されます。 この方法は、マップされた論理ドライブには適用できません。

次の VBScript と PowerShell のサンプルでは、次回コンピューターが再起動するときにドライブ C に対して実行するAutochk.exeをスケジュールします。

strComputer = "." 
Set objWMIService = GetObject("winmgmts:" _ 
    & "{impersonationLevel=impersonate}!\\" & strComputer & "\root\cimv2") 
 
Set objDisk = objWMIService.Get("Win32_LogicalDisk") 
 
errReturn = objDisk.ScheduleAutoChk(Array("C:")) 

Invoke-WmiMethod -path win32_logicaldisk -Name ScheduleAutoChk -ArgumentList @("C:")

要件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows Vista
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2008
名前空間
Root\CIMV2
MOF
CIMWin32.mof
[DLL]
CIMWin32.dll

こちらもご覧ください

Win32_LogicalDisk