LVN_ENDLABELEDIT通知コード
リスト ビュー コントロールの親ウィンドウに、アイテムのラベル編集の終了を通知します。 この通知コードは、 WM_NOTIFY メッセージの形式で送信されます。
LVN_ENDLABELEDIT
pdi = (LPNMLVDISPINFO) lParam;
パラメーター
-
lParam
-
NMLVDISPINFO 構造体へのポインター。 この構造体の item メンバーは LVITEM 構造体であり、 その iItem メンバーは編集中のアイテムを識別します。 item の pszText メンバーには、LVITEM 構造体のマスク メンバーにLVIF_TEXT フラグが設定されているかどうかに関係なく、LVN_ENDLABELEDIT通知コードが送信されるときに有効な値が含まれます。 ユーザーが編集を取り消すか、テキストを変更せず、Enter キーを押すと、LVITEM 構造体の pszText メンバーは NULL になります。それ以外の場合、pszText は編集されたテキストのアドレスです。
戻り値
LVITEM 構造体の pszText メンバーが NULL 以外の場合は、TRUE を返して、アイテムのラベルを編集したテキストに設定します。 編集したテキストを拒否し、元のラベルに戻すには FALSE を 返します。
LVITEM 構造体の pszText メンバーが NULL の場合、戻り値は無視されます。
解説
ダイアログ プロシージャの戻り値は、メッセージが処理されたかどうかです。 2 番目の戻り値は、DWLP_MSGRESULTで SetwindowLongPtr を呼び出すことによって設定する必要があります。
ユーザーがアイテム ラベルの編集を開始すると、リスト ビュー コントロールの親ウィンドウに LVN_BEGINLABELEDIT 通知コードが表示されます。 ユーザーが編集をキャンセルまたは完了すると、親ウィンドウはLVN_ENDLABELEDIT通知コードを受け取ります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ] |
ヘッダー |
|
Unicode 名と ANSI 名 |
LVN_ENDLABELEDITW (Unicode) と LVN_ENDLABELEDITA (ANSI) |