新着情報 (Windows のコントロール)
このトピックでは、Windows 8 と以前のバージョンの Windows のテーマおよびビジュアル スタイルのサポートの違いについて説明します。
Windows 7 まで
Windows 7 では、ビジュアル スタイルは既定でオンになっていますが、ユーザーは Windows クラシック テーマを選択するか、テーマ サービスをオフにすることにより、スタイルをオフにすることができます。 ビジュアル スタイルがオフの場合、すべての UI はクラシックな外観となり、ほとんどのビジュアル スタイル API は使用できません。 Visual スタイル オフ モードは、さまざまなハイ コントラスト テーマをサポートするため、Windows クラシック テーマに加えて Windows 7 を通じて保持されています。 同じアプリケーションでビジュアル スタイルとハイ コントラスト テーマの両方をサポートする場合、通常、コントロールをレンダリングするために 2 つの個別のコード パスを維持する必要があります。
Windows 8 以降
Windows 8 では、PC 設定の [個人用設定] ページまたはテーマ サービスをオフにして、ビジュアル スタイルをオフにすることはできません。 Windows クラシック モードが存在しなくなり、ハイ コントラスト モードがビジュアル スタイルで動作するよう変更されました。 これらの変更により、Windows 8 のみを対象とするアプリケーションでは、ビジュアル スタイルとハイ コントラスト テーマをサポートするために 2 つの個別のコード パスが不要になりました。
Windows 8 のビジュアル スタイルには、Windows クラシック テーマ モードの下位互換性のサポートが含まれています。 以前のバージョンで動作する UI レンダリング コードは、Windows 8 でも変更なしで動作します。
Windows 8 では、ビジュアル スタイルに基づくハイ コントラスト テーマをアプリケーションでサポートする場合、アプリケーション マニフェストの互換性セクションに Windows 8 GUID を含める必要があります。 それ以外の場合、システムは、アプリケーションが以前のバージョン用に設計されていると想定し、Windows クラシック ハイ コントラスト テーマをシミュレートしてクライアント領域をレンダリングします。 詳細については、「ハイ コントラスト テーマのサポート」を参照してください。
以前のバージョンと同様、Windows 8 では共通コントロールのバージョン 5 とバージョン 6 の両方がサポートされており、バージョン 5 が既定です。 ビジュアル スタイルがサポートされるのはバージョン 6 のみであるため、アプリケーションのクライアント領域の共通コントロールにビジュアル スタイルを適用する場合、アプリケーション マニフェストでバージョン 6 を指定する必要があります。 詳細については、「視覚スタイルを有効にする」を参照してください。
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