Windows-Format メタファイル
Microsoft Windows 形式のメタファイルの機能は制限されており、ほとんど使用しないでください。 Windows 形式の関数は、16 ビットの Windows ベースのアプリケーションとして実行するように記述されたアプリケーションとの下位互換性を維持するためにサポートされています。 代わりに、拡張形式の関数を使用する必要があります。
Windows 形式のメタファイルは、16 ビットの Windows ベースのアプリケーションで使用されます。 形式は、ヘッダーとメタファイル レコードの配列で構成されます。
この形式の制限事項を次に示します。
- Windows 形式のメタファイルは、アプリケーションとデバイスに依存します。 アプリケーションのマッピング モードまたはデバイス解決の変更は、この形式で作成されたメタファイルの外観に影響します。
- Windows 形式のメタファイルには、元の画像の寸法、画像が作成されたデバイスの解像度、オプションのテキストの説明、またはオプションのパレットを記述する包括的なヘッダーは含まれていません。
- Windows 形式のメタファイルでは、新しい曲線、パス、および変換関数はサポートされていません。 次の表で、サポートされている関数の一覧を参照してください。
- 一部の Windows 形式のメタファイル レコードはスケーリングできません。
- Windows 形式のメタファイルに関連付けられているメタファイル デバイス コンテキストに対してクエリを実行することはできません (つまり、アプリケーションはデバイス解決データやフォント メトリックなどを取得できません)。
Windows 形式のメタファイルでサポートされている関数は次のとおりです。
注意
Windows 形式のメタファイルを拡張形式のメタファイルに変換するには、 GetMetaFileBitsEx 関数を呼び出して Windows 形式のメタファイルからデータを取得し、 SetWinMetaFileBits 関数を呼び出してこのデータを拡張形式のメタファイルに変換します。 拡張形式のレコードを Windows 形式のレコードに変換するには、 GetWinMetaFileBits 関数を呼び出します。