次の方法で共有


WM_SYSCOLORCHANGE メッセージ

WM_SYSCOLORCHANGE メッセージは、システムの色設定に変更が加えられたときに、すべての最上位ウィンドウに送信されます。

ウィンドウは、WindowProc 関数を介してこのメッセージを受け取ります。

LRESULT CALLBACK WindowProc(
  HWND hwnd, 
  UINT  uMsg, 
  WPARAM wParam, 
  LPARAM lParam     
);

パラメーター

wParam

このパラメーターは使用されません。

lParam

このパラメーターは使用されません。

注釈

システム は、システム の色の変更の影響を受ける任意のウィンドウにWM_PAINTメッセージを送信します。

既存のシステム カラーを使用するブラシがあるアプリケーションでは、これらのブラシを削除し、新しいシステム カラーを使用して再作成する必要があります。

共通コントロールを使用する最上位ウィンドウでは、 WM_SYSCOLORCHANGE メッセージをコントロールに転送する必要があります。それ以外の場合、コントロールには色の変更が通知されません。 これにより、一般的なコントロールで使用される色が、他のユーザー インターフェイス オブジェクトで使用される色と一致します。 たとえば、ツール バー コントロールでは、"3D オブジェクト" の色を使用してそのボタンを描画します。 ユーザーが 3D オブジェクトの色を変更しても 、WM_SYSCOLORCHANGE メッセージがツール バーに転送されない場合、ツール バー ボタンは元の色のままで、システム内の他のボタンの色が変更されます。

必要条件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
ヘッダー
Winuser.h (Windows.h を含む)

関連項目

色の概要

メッセージの色付け

Wm_paint