次の方法で共有


オープンフィギュアを埋める

Graphics::FillPath メソッドに GraphicsPath オブジェクトのアドレスを渡すことで、パスを埋めることができます。 Graphics::FillPath メソッドは、パスに現在設定されている塗りつぶしモード (代替または巻き取り) に従ってパスを塗りつぶします。 パスに開いている図形がある場合は、それらの図形が閉じているかのようにパスが塗りつぶされます。 GDI+ により、図形の終点から始点まで直線が描画され、図形が閉じられます。

次の例では、開いた図形 (円弧) と閉じた図形 (楕円) が 1 つずつあるパスを作成します。 Graphics::FillPath メソッドは、既定の塗りつぶしモード (FillModeAlternate) に従ってパスを塗りつぶします。

GraphicsPath path;

// Add an open figure.
path.AddArc(0, 0, 150, 120, 30, 120);

// Add an intrinsically closed figure.
path.AddEllipse(50, 50, 50, 100);

Pen pen(Color(128, 0, 0, 255), 5);
SolidBrush brush(Color(255, 255, 0, 0));

// The fill mode is FillModeAlternate by default.
graphics.FillPath(&brush, &path);
graphics.DrawPath(&pen, &path);

次の図は、上記のコードの出力を示しています。 パスは(FillModeAlternate に従って)、開いている図形が終了点から始点までの直線で閉じられたかのように塗りつぶされることに注意してください。

広い楕円の下半分に重なる高い楕円を示す図。共用体は塗りつぶされますが、交差部分は空です