WMA エンコーダーの出力の種類を設定する

Windows Media Audio (WMA) エンコーダーの有効な出力の種類を作成するには、次の情報が必要です。

  • エンコードされた WMA 形式を表すオーディオ サブタイプ。 オーディオ サブタイプ GUID に関するページを参照してください。

  • エンコーダーで設定する構成プロパティ。

    構成プロパティは、Windows Media Audio and Video Codec および DSP API のドキュメントに記載されています。 詳細については、「 エンコード プロパティ」の「オーディオ ストリームのプロパティ」を参照してください。

Windows Vista 以降

エンコーダーの有効な出力の種類を取得するには、次の手順を実行します。

  1. エンコーダーのインスタンスを作成するには、 MFTEnum または MFTEnumEx 関数を使用します。
  2. エンコーダーに IPropertyStore インターフェイスのクエリを実行します。
  3. IPropertyStore インターフェイスを使用してエンコーダーを構成します。
  4. エンコーダーがMF_E_NO_MORE_TYPESを返し、ターゲット メディアの種類を選択するまで、ループ内で IMFTransform::GetOutputAvailableType を呼び出して、サポートされている出力の種類を取得します。 I
  5. IMFTransform::SetOutputType を呼び出して、エンコーダーで圧縮メディアの種類を設定します。

Windows 7

Windows 7 のエンコーダーの有効な出力の種類を取得するために、Media Foundation は MFTranscodeGetAudioOutputAvailableTypes 関数を提供します。 アプリケーションは、エンコードされた WMA とエンコード プロパティを返すオーディオ サブタイプを渡す必要があります。 エンコーダーは、モード セットに応じてサポートされている出力の種類を変更するため、プロパティが必要です。

 

呼び出しが成功すると、アプリケーションは 、IMFCollection オブジェクトでサポートされている出力メディアの種類の IUnknown ポインターの一覧を受け取ります。 出力メディアの種類を設定するには、ターゲットの種類に一致するものを見つけ、 IMFTransform::SetOutputType を呼び出してエンコーダーに圧縮メディアの種類を設定します。

エンコーダー MFT のインスタンス化

Windows Media Encoders