MFPKEY_WMAAECMA_DMO_SOURCE_MODE プロパティ
音声キャプチャ DSP でソース モードとフィルター モードのどちらを使用するかを指定します。
IPropertyBag の定数
IPropertyStore を使用してのみ使用できます。
データ型
VT_BOOL
既定値
VARIANT_TRUE
適用対象
解説
ソース モードでは、DSP がオーディオ デバイスからデータを自動的にプルするため、アプリケーションは DSP に入力データを送信する必要はありません。 フィルター モードでは、アプリケーションは入力データを DSP に送信する必要があります。
このプロパティには、次の値を指定できます。
値 | 説明 |
---|---|
VARIANT_FALSE | フィルター モード。 |
VARIANT_TRUE | ソース モード。 |
Note
DMO がソース モードの場合は、 IMediaObject::SetOutputType のみを呼び出して出力ストリーム形式を設定し、 IMediaObject::SetInputType を呼び出して入力ストリーム形式を設定しないでください。 それ以外の場合、DMO の初期化は失敗します。
このプロパティの値がVARIANT_TRUE場合、DSP には 0 個の入力があります。 値がVARIANT_FALSE場合、DSP には、次の表に示すように、 MFPKEY_WMAAECMA_SYSTEM_MODE プロパティの値に応じて 1 つまたは 2 つの入力があります。
値 | 入力の数 |
---|---|
OPTIBEAM_ARRAY_AND_AEC | 2 |
OPTIBEAM_ARRAY_ONLY | 1 |
SINGLE_CHANNEL_AEC | 2 |
SINGLE_CHANNEL_NSAGC | 1 |
Note
DirectShow 9.0 API のラッパー フィルター DMO では、1 つの入力を持つモードのみが機能します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
ヘッダー |
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関連項目