MFT_MESSAGE_NOTIFY_END_OF_STREAM
入力ストリームが終了したことを Media Foundation 変換 (MFT) に通知します。
Message パラメーター
ulParam パラメーターには、DWORD 値として指定された入力ストリームの識別子が含まれています。 64 ビット アプリケーションでは、この値をULONG_PTRの下位 32 ビットに配置 します。
解説
このメッセージを送信するには、 IMFTransform::P rocessMessage を呼び出します。
クライアントは、このメッセージを送信する必要はありません。
ストリームの終了後、クライアントは ProcessInput をもう一度呼び出して、そのストリームの新しいデータを送信できます。 その場合、クライアントはストリームの終了後の最初の入力サンプルで不連続性属性 (MFSampleExtension_Discontinuity 属性) を設定する必要があります。 (クライアントは、クライアントが MFT_MESSAGE_NOTIFY_END_OF_STREAM メッセージを送信したかどうかに関係なく、ストリームの終了後の最初の新しいサンプルで常にこの属性を設定する必要があります。不連続の処理の詳細については、「 基本的な MFT 処理モデル」を参照してください)。
すべての入力ストリームに対してこのメッセージを送信した後、クライアントは通常 、MFT_MESSAGE_COMMAND_DRAIN コマンドを送信し、残りの出力を収集します。 ただし、クライアントは MFT をドレインする必要はありません。 クライアントが MFT をドレインしない場合、MFT は通常、ストリームの不連続性を検出したときに、 ProcessInput の次の呼び出しで未処理のデータを破棄します。 または、 クライアントが ProcessInput を呼び出す前に MFT をフラッシュすることもできます。
このメッセージは、入力ストリームを削除したり、メディアの種類をリセットしたりすることはありません。
実装
このメッセージに応答するために MFT は必要ありません。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
ヘッダー |
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関連項目