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Windows Media Video 9.1 イメージ カテゴリの使用

Windows Media Video 9.1 イメージ カテゴリは、Windows Media Video 9 エンコーダーとデコーダーでサポートされている他の出力カテゴリとは異なります。 圧縮されていないビデオを処理する代わりに、構造化変換データと、変換が実行される RGB ビットマップ イメージで構成される特別な入力サンプルが取られます。

エンコードされた Windows Media Video 9.1 イメージ コンテンツは、通常の Windows Media Video 9 でエンコードされたコンテンツと実質的に同じですが、独自の FOURCC ("WMVP") によって識別されます。

ビデオ イメージのエンコーダー出力の種類は、サブタイプと圧縮の値をビデオ イメージ識別子に設定する必要がある点を除き、標準の Windows Media ビデオとまったく同じ方法で設定されます。 これには、コーデックのプライベート データを取得し、 VIDEOINFOHEADER 構造体に追加する必要があります。 詳細については、「 ビデオ エンコードの構成」を参照してください。

ビデオ イメージの入力の種類の構成も、他のビデオ エンコーダーの入力構成とよく似ています。 部分的に完了したDMO_MEDIA_TYPEをエンコーダーから取得するには、IMediaObject::GetInputType を呼び出すか、Media Foundation SDK を使用している場合は、IMFTransform::GetInputAvailableType を呼び出し、MFCreateAMMediaTypeFromMFMediaType を使用してDMO_MEDIA_TYPEを取得します。 次に、標準ビデオの場合と同様に、フレーム サイズと VIDEOINFOHEADER 形式の構造を設定します。 出力の種類と同様に、サブタイプと圧縮の値が適切に設定されていることを確認する必要があります。

入力サンプルの作成

ビデオ イメージ コーデックの入力サンプルは構造化されています。 ビデオ イメージに使用される構造体と定数の定義は、Windows Media Audio および Video コーデック インターフェイスには含まれません。 これらの定義は Windows Media Format SDK に含まれており、その使用方法については、Windows Media Format SDK のドキュメントで完全に説明されています。

デコード

スクリーン キャプチャ ビデオをデコードするための特別な要件はありません。 デコーダー入力に使用される別のサブタイプ (MEDIASUBTYPE_WMVP) を除き、圧縮されたビデオ イメージ ストリームは基本的に標準の Windows Media Video ストリームと同じです。

ビデオの操作