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Windows Media Audio Voice Encoder

Windows Media Audio Voice エンコーダーは、高い圧縮率で人間の音声をエンコードするために最適化されています。 これは、主に話し言葉で構成されるストリームに適したエンコーダーです。

クラス識別子

Windows Media Audio Voice エンコーダーのクラス識別子 (CLSID) は、定数 CLSID_CWMSPEncMediaObject2で表されます。 CoCreateInstance を呼び出すことで、音声エンコーダーのインスタンスを作成できます。

出力形式

Windows Media Audio Voice でエンコードされたコンテンツは、形式タグ 0x00Aによって識別されます。

エンコーダーのプロパティ

Windows Media Audio Voice エンコーダーでは、次のプロパティがサポートされています。

プロパティ Description
MFPKEY_WMAVOICE_ENC_BufferWindow 音声コーデックに使用されるバッファー ウィンドウをミリ秒単位で指定します。
Windows XP 以降。
書き込み専用です。
MFPKEY_WMAVOICE_ENC_DecoderDelay エンコーダーの待機時間をパケット ユニット単位で指定します。
Windows XP 以降。
書き込み専用です。
MFPKEY_WMAVOICE_ENC_EDL 音声コーデックによって音楽としてエンコードされるコンテンツの部分を指定します。
Windows XP 以降。
読み取りと書き込みが可能です。
MFPKEY_WMAVOICE_ENC_MusicSpeechClassMode 音声コーデックのモードを指定します。
Windows XP 以降。
読み取りと書き込みが可能です。

 

要件

要件
クライアント
Windows XP、Windows Vista、または Windows 7
ヘッダー
Wmcodecdsp.h
[DLL]
Wmspdmoe.dll

関連項目

Codec オブジェクト

Windows Media Audio Voice Codec の使用