応答ファイル
すべてのオプションをコマンド ラインに配置する代わりに、MIDL コンパイラはスイッチと引数を含む応答ファイルを受け入れます。 応答ファイルは、1 つ以上の MIDL コンパイラのコマンドライン オプションを含むテキスト ファイルです。 コマンドラインとは異なり、応答ファイルでは複数行のオプションとファイル名が許可されます。 これは、ビルド環境の制限のため、またはビルド プロセスの利便性のために役立つ場合があります。 MIDL 応答ファイルは次のように指定できます。
midl @filename
-
filename
-
応答ファイルの名前を指定します。 応答ファイル名は @ 文字の直後に続く必要があり、@ 文字と応答ファイル名の間には空白があってはいけません。
応答ファイル内のオプションは、MIDL コマンド ラインのその場所に存在するかのように解釈されます。 応答ファイル内の各引数は同じ行で始まり、終わる必要があります。 行を連結するためにバックスラッシュ文字 (\) を使用することはできません。
MIDL は、他のコマンドライン スイッチと組み合わせて、1 つ以上の応答ファイルを含むコマンドライン引数をサポートします。
midl -Oicf @midl1.rsp -envwin32 @midl2.rsp itf.idl
MIDL コンパイラはネストされた応答ファイルをサポートしていません。